ほんのりとした 風が揺れる 心地いいところ

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2023-11-17

ゴールは自分で決める

お休みは3日間のはずだった・・
なんと5日もおさぼりーー💦
慌てて、外へ出る⁉

と、何ともゆるゆるな練習の上に大会3週間前に体調を崩してしまうという事態に、心が折れそうになる。
そこで決意した。
ゴールは自分で決める!!
途中で終わってもそれが私のゴールだから、どこまで走っても完走\(^o^)/
あー、どこがゴールになるのか楽しみになってきた(笑)

大会前日、一緒に参加する姉と合流して受付会場へ
ビブスやTシャツをもらい、スポンサーブースで賑う会場にテンションが一気に上がる~
練習不足なんて、すっかり忘れてましたね。
大会限定のTシャツやソックスを即買いして、無料配布されているものも遠慮なくいただき、最後はスィーツでしっかり糖分補給!

大会当日
初参加の大会なので時間に余裕をもって出たはずが、結局荷物を預ける時はギリギリで焦る・・しかも小雨パラパラそして寒い。
さらに姉とは別々のスタートブロックで、スタートまで30分以上一人で時を待つ。
若干心細いなと思っていたら、すぐ後ろから学生さんらしき男性グループの会話が聞こえてきた。
「何時に起きたと?」
「5:30」
「早っ!全然寝てないやん」「何時に寝たと?」
「20:30」
「めっちゃ、寝とるやん」「寝すぎやろ!」
ウケるーーー!笑いが止まらん。

いよいよスタート
フルマラソンには12000人ほどが参加らしく、スタートするまでに8分以上もかかってようやくスタートラインを越える。
無事に姉とも合流して、想定通りで走り出す。
3月のマラソンでは途中で左膝が痛み歩き出したから、テーピングして痛み止めを持って対策も忘れずに~
10キロ地点に次男が待っていてくれました!
栄養補給できるものをお願いしたつもりだったのに、何にも持ってない⁉
笑顔だけ返してくれて、「マジかーー!」と突っ込みながら走り過ぎました。
応援してくれた気持ちはありがたく受け取りましたよ(笑)

20キロ近くまではマイペースで進むも
この辺りから長い登り坂・・ちょっときついなと顔が歪んた頃に、
「ゆかり先生ーー、頑張って!!」の声。
誰?と沿道を見ると、所属クラブのスタッフの方が応援してくれていて、思わずハイタッチ(^^)/
止まりそうだった脚がまた動き出しました。
折り返した後の給食ポイントはひよこゼリーとJAのトマト~と楽しみにしていたら、トマトがない💦
残念感が半端ない・・ゼリーを2個いただいて、次のうどんを目指す(笑)
25キロ近くで、うどん・バナナ・ミカンをすべて手にしてエネルギー補給OK!

うどんでペースを取り戻した姉についていくのがちょっときついなと感じた30キロ手前で事件が⁉
なんと姉が転んでしまうというハプニング。
膝はウエアが破れてしまうほど擦りむき頭も打撲。
応援の方の協力で、医師や大会スタッフの方がすぐに駆けつけてくださいました。
この後、姉は残念ながら棄権することになりますが、私は先に進むことを告げて走り出しました。

一人で走り出した30キロ以降は、峠越えと海沿いの強風に正直泣きそうになりながらほぼ歩き続ける道のり。
それでも、同じように歩きながらも先に進んでいる周りの方々と、寒い中に沿道で声を出してくださる応援の方々に力をもらいました。
ゴールは自分で決める!42.195キロだ!!
残り1キロ当たりで、スマホに姉からの着信。
「痛みは大したことないけど、残念だ・・」の言葉に、
「あと1キロ頑張る!」と答えたものの、走るエネルギーが残ってない。
ゴールが見えてきて、時計を見ると6時間まであと1分ぐらい。
残り100mぐらいで駆け出しゴール!

5時間59分44秒
忘れられないタイムになりそうです。

ゴール後に声を掛けてくれた仲間との写真
「変な顔じゃない?」と気にする余裕は残っていたようで笑える。
その後、ようやく姉と再会してホッとしたら、
「お腹空いた~」ともらったバナナにかぶりつく(笑)
最後は、駆けつけてくれた医師がイケメンだったとか、糸島での応援のサーファーもなかなかイイ感じだったとか、盛り上がったことはいつものことです!!

大会前からハプニング続出だった福岡マラソン2023
自分で決めたゴールを完走して感じたことは、
練習はほどほどでもなんとかなる!
痛みの対策は大事。
途中の給食が足りないと走れなくなる(笑)
経験値は役に立つ。
周りの方々のサポート全てが力になる!!

さて、身体のダメージは思った以上に少ないけれど、今月は完全休養するという自分との約束を守って、来月からゆるゆる始めましょ!

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